~ゲームがラグい家庭のためのネット回線講座~ その2 有線LANのメリット・デメリットを解説|Wi-Fiが不安定なときの現実的な対策

ゲームの間”ゲー間”

本記事は
「ゲームがラグい家庭のためのネット回線・接続講座」シリーズの一部です。           今回は「有線LANのメリットや種類、選び方」を整理します。

「速度測定では速いのに、ゲームでラグを感じる…」
このような現象、実はWi-Fi特有の揺らぎが原因のこともあります。

Wi-Fiがラグくなる原因を確認していくと、
「電波」「距離」「遮蔽物」「規格」など、どうしても環境に左右される要素が多いことが分かります。

そこで次に候補として挙がるのが 有線LAN接続 です。

有線LANは

  • 電波に左右されず
  • 安定した高速通信ができる

という大きな強みがあります。
一方で、「配線が面倒」「ケーブル選びが分からない」といった不安もあります。

この記事では、
有線LANのメリット・デメリットと、その現実的な解決策を初心者向けに整理します。


有線LANの最大のメリット:安定した高速通信

電波の影響を一切受けない

有線LAN最大の強みはここです。

  • 壁や床などの遮蔽物
  • 家電による電波干渉
  • 家族の同時利用

こうした要素に左右されず、
常に一定の通信品質を保てます。

特にオンラインゲームでは、

  • ラグ
  • 瞬間的な遅延
  • パケットロス(本来届くはずの通信データが途中で欠けてしまい、ラグや瞬間的な遅延を引き起こす現象)

が大きなストレスになりますが、
有線LANではこれらがほぼ発生しません。


速度だけでなく「安定性」が違う

「Wi-Fiでも速度テストは速い」というケースは多いです。

ただし重要なのは 速度の最大値ではなく、安定性 です。

  • Wi-Fi:速いが不安定になりやすい
  • 有線LAN:常に安定して速い

この差は、
ゲーム・オンライン会議・配信などで特に顕著に表れます。


有線LANのデメリット

ONU(回線終端装置)から離れると配線が大変

有線LAN最大の欠点は、

物理的にケーブルを引く必要がある

という点です。

  • 部屋が離れている
  • 賃貸で穴あけができない
  • 見た目が気になる

こうした理由で、
「有線にしたいが踏み切れない」人は多いと思います。


LANケーブルの種類(CAT)を誤ると性能を活かせない

もうひとつの落とし穴が LANケーブルの規格(CAT) です。

例えば、

  • 古いCAT5ケーブル
  • 速度の低いケーブル

を使うと、
せっかくの高速回線・ルーター性能を活かせません。


LANケーブル(CAT)の軽い基礎知識

CATって何?

CAT(カテゴリー)は、
LANケーブルの通信性能を表す規格です。

代表的なものは以下です。

  • CAT5e:一般家庭で十分
  • CAT6:より安定・ノイズに強い
  • CAT6A:将来も見据えたい人向け

現在おすすめなのは、

CAT6 以上

これを選んでおけば、
家庭用ではまず困りません。


高すぎるCATを選ぶ必要はある?

結論から言うと、

  • 一般家庭・ゲーム用途
  • 光回線(1Gbps〜10Gbps)

であれば、
CAT6で十分です。

CAT7以上は業務用途寄りなので、
無理に選ぶ必要はありません。

※家庭用・ゲーム用途であれば、CAT6対応のLANケーブルを選んでおけばまず困りません。
長さや形状(フラットタイプなど)も用途に合わせて選べます。

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LANケーブルは何mを選べばいい?

結論から言うと、
実測距離+1〜2m余裕を持たせるのが失敗しにくい選び方です。

LANケーブルは、

  • ピンと張る
  • ギリギリの長さ

よりも、
少し余裕がある方が取り回しやすく安全です。


よくある距離別の目安

  • 同じ机・テレビ台周り
    1〜2m
  • 同じ部屋だが設置場所が離れている
    3〜5m
  • 隣の部屋まで引く
    5〜10m
  • 廊下やドアをまたぐ
    10m前後

「長すぎると遅くなる?」について

家庭用の長さ(〜10m程度)であれば、
通信速度や安定性への影響はほぼありません

CAT6以上のLANケーブルなら、
多少長くなっても体感差は出ないので安心してください。


迷ったらこの選び方

  • 配線が簡単そう → 3m
  • 少し不安 → 5m
  • 部屋をまたぐ → 10m

この3択で考えると、
大きな失敗はまずありません。


見た目が気になる場合

余ったケーブルが気になる場合は、

  • フラットケーブル
  • 細径タイプ

を選ぶと、
余長があっても目立ちにくくなります。


※LANケーブルは最大100mまで規格上使用できますが、家庭用ではそこまで気にする必要はありません。


有線LANのデメリットをどう解決するか

フラットケーブル・細径ケーブルを使う

最近は、

  • ドアの隙間を通せる
  • 薄くて目立たない

LANケーブルも多くあります。

配線の見た目が気になる場合、
こうしたケーブルを選ぶだけでも心理的ハードルは下がります。


部分的に有線化するという考え方

家中すべてを有線にする必要はありません。

例えば、

  • ゲーム機だけ有線
  • PCだけ有線

といった 部分的な有線化 でも効果は大きいです。


それでも有線が難しい場合は?

どうしても、

  • 距離が遠い
  • 配線が現実的でない

という場合もあります。

その場合は、

  • メッシュWi-Fi
  • 高性能中継器

といった 無線の強化策 を検討するのが現実的です。

👉 次の記事では、
「有線にできない家庭向けの解決策」として
メッシュWi-Fiを詳しく解説します。


まとめ

  • 有線LANは 速度よりも安定性が最大のメリット
  • デメリットは配線とケーブル選び
  • CAT6以上を選べば性能不足は起きにくい
  • 部分的な有線化でも十分効果がある
  • 難しい場合は次回の無線強化策へ

有線LANでもカバーしきれない場合は、
無線側の工夫が必要なケースもあります。次の記事で見てみましょう。
→ 次記事:メッシュWi-Fiとは?

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